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司法試験/予備試験の難易度比較
司法試験合格を目指す方は必見となっていますよ!ここでは司法試験VS予備試験の難易度比較として、それぞれの合格率など併せて徹底検証してまとめています。そこで法曹会ルートのロースクール、予備試験のどちらか迷われている方も、今後の受験指針の参考としてご覧下さいね!
司法試験予備試験の特徴
予備試験とは
- 弁護士になるための第一関門
- 法科大学院修了程度の知識・能力があるかを判定する試験
- 予備試験合格すると、司法試験の受験資格を得ることができる
- 合格発表後の最初の4月1日から5年間にわたって5回司法試験を受ける権利を得る
予備試験は、法科大学院に通えない方を念頭に置き、司法試験の受験資格を得るための試験として制度化されました。
試験概要
短答式試験
5月中旬(6月上旬合格発表)
マーク方式
法律基本科目:憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法 各科目10~15問を出題
一般教養科目:社会科学・人文科学・自然科学・英語 4分野から40問程度を出題し、そのうち20問を選択して解答
論文式試験
7月中旬(10月中旬)
短答式試験科目+法律実務基礎科目(民事・刑事)
司法試験と似通った試験が特徴
口述試験
10月下旬(11月)
面接形式
法律実務基礎科目
法的な推論、分析および構成に基づいて弁論をする能力を有するかどうかが判定
短答式試験に合格した者が論文式試験を受験することができ、論文式試験に合格した者が口述式試験を受験することができ、全て合格した者が司法試験受験資格を得ることができます。仮に短答式試験に合格したからと言って論文式試験に落ちてしまうと、旧司法試験の様に、翌年の短答式・論文式が免除されるという事はなく、その次も短答式試験から受験する必要があり、口述式試験においても同様です。
司法試験予備試験の難易度
- 平成29年度の予備試験短答式試験・論文式試験の合格率はどちらも約21.4%、口述試験は約94.7%
- 司法試験予備試験の最終合格率は、1%~4%程度
司法試験予備試験の合格率は低く、非常に難易度の高い試験ということが数字に表れています。
司法試験受験資格
- 法科大学院修了生
- 司法試験予備試験合格者
- 受験回数制限:法科大学院修了または司法試験予備試験合格から5年以内に5回
ロースクールに進学して既修者2年コースまたは、未修者3年コース修了生と予備試験を受験して合格したものに与えられ、この2つのどちらか選択して受験資格を得ることができます。
試験概要
実施時期:5月中旬の4日間
試験形態:1~3日目~論文式試験、4日目~短答式試験
最終合否通知:最終合否通知
論文式試験
公法系(憲法・行政法)民事系(民法・商法・民事訴訟法)刑事系(刑法・刑事訴訟法)
選択科目(労働法・倒産法・知財法・経済法・租税法・環境法・国際公法・国際私法より選択)
2時間/1問 ※選択科目のみ3時間で2問
短答式試験
民法(75分)、憲法(50分)、刑法(50分)
司法試験合格は東大よりも難しい?
平成30年最終合格者:受験者数5,238人中1,525人 合格率29.11%
大学受験の偏差値に換算すると司法試験の総合的な偏差値は85と言われ、東大の偏差値が80と言われているので偏差値換算しても司法試験の方が難しいと言うことがわかります。また東大の合格率は文系、理系多少異なるももの平均して約30%としており、司法試験のほうが東大合格よりも難易度が高いと推察できます。
難易度が高いのは司法試験と予備試験どっち?
合格率を見ると、司法試験よりも予備試験の方が短答、論文式どちらにしても低く、難易度が高いのは予備試験と考えられます。合格率が低い要因として、司法試験の短答式試験の科目が3科目であるのに対し、予備試験は8科目、論文式試験では、司法試験にない法律実務基礎科目(民事、刑事)と一般教養科目が課されるなど試験範囲が広いことがあげられます。
そこで、司法試験合格について、法科大学院を修了した方の合格率は12%前後で、司法予備試験を突破した人の合格率は70%近くという結果となっています。そのため難易度の高い予備試験合格は、司法試験突破できる実力が備わっていることを意味し、今後、最終試験に向けベストな学習で本試験合格を目指すことができます。
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